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 音楽三昧
 川原千真
 古典四重奏団

KUBOYOKO
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 田村明子

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 渡辺範彦

Rondine
 Rondine


取り扱いレーベル(国内盤)


creation logocréation(クレアシオン)

古典四重奏団チェロ奏者の田崎瑞博が立ち上げた新レーベル。 田崎瑞博が関連するアンサンブルや、交流のある演奏家のCD制作。

公式サイト https://www.cre-a-tion.com/




音楽三昧/古楽アンサンブル Ensemble Ongaku-Zammai

演奏、編曲、そのすべての瞬間を満たす作品への深い共感。
作曲家すら想像し得なかった未知の再創造物、いま世界に向けて発信される。
1984年結成。チェンバロ・ガンバ・リコーダーなどの古楽器と、フルート・ヴァイオリン・チェロ・コントラバスなどのモダン楽器を駆使、ピアノ、オーケストラ曲を再創造する。
編曲はメンバーの田崎瑞博。
これまで20数種のプログラムを制作、7枚のCDをリリース。2002年、アメリカ・ダートマス大学より招聘される。
(国際交流基金助成)NHKテレビ「名曲アルバム」3タイトル出演。≪津田ホールで音楽三昧2003〜2005≫を3公演開催(共催:津田ホール)。
08年2月にリリースしたCD“音楽三昧/BACH”(2タイトル)にて、第7回「サライ大賞」CD・DVD部門賞受賞。
2010年メンバーの田中潤一逝去により一時活動を中断していたが、新メンバーとして菊池香苗を迎え、2013年より活動再開。

菊池 香苗 KIKUCHI, Kanae フルート、リコーダー
川原千真 KAWAHARA, Chima ヴァイオリン, ヴィオラ, ヴィオラ・ダ・ガンバ
田崎瑞博 TASAKI, Mizuhiro チェロ, ヴィオラ, ヴィオラ・ダ・ガンバ
蓮池仁  HASUIKE, Hitoshi コントラバス, ヴィオローネ
加久間朋子 KAKUMA Tomoko チェンバロ, ハープ

公式サイト http://www.cre-a-tion.com/zammai/


CRT-1100J.S.バッハ
ファンタジーとフーガ、コラール前奏曲集「いと高きところには神のみ栄光あれ」パッサカリアハ短調、トッカータとフーガニ短調、オルガン小曲集より「われら悩みの極みにありて」

音楽三昧
サライ等掲載
CRT-1100(2008年2月1日発売)
録音:2007年3月28-31日 相模湖交流センター
¥2,500(税抜)


CRT-1200J.S.バッハ
24のプレリュード(平均律第1集)、イタリア協奏曲

音楽三昧
CRT-1200(2008年2月1日発売)
録音:2007年3月28-31日 相模湖交流センター
¥2,500(税抜)

CRT-1200Ravel Renaissance Flute~O Doulx Regard
(編曲: 田崎瑞博)
ピアノ協奏曲/ツィガーヌ/マ・メール・ロア
ラ・ヴァルス/クープランの墓標/亡き王女のためのパヴァーヌ

田中潤一(フルート、リコーダー)、川原千真(ヴァイオリン)、田崎瑞博(ヴィオラ)、蓮池仁(コントラバス)、加久間朋子(チェンバロ、ハープ)
●「編曲」とは、単に各楽器に振り分けただけの「移し替え」では決してないし、また反対に自分のアイデアを満載した「改作」でもない。あくまでも原作者を敬愛した中での翻訳なのである。元々演奏という行為そのものが翻訳と言えなくもないし、編曲はその延長線上にあるに過ぎない。我々がそのラヴェルの手法に心酔して、その後ラヴェル自身の名曲への編曲に挑戦したのが、この2枚のCDである。(田崎瑞博 ライナーノーツより)
●音楽三昧は2010年9月、田中潤一氏の急逝により、しばらく活動を休止していたが、2013年に菊池かなえ参加により活動を再開した。                   
●今後、クレアシオンよりイーストワークスで発売されていた古典四重奏団、音楽三昧のCDを順次発売していきます。

CRT-1875/6(1998年発売の2種のCD、2011年発売のCD2枚組をクレアシオンで2016年10月に再発売)
録音:1998年4月2日、5月2-4日 秋川キララホール
¥2,300(税抜)




川原千真/バロック・ヴァイオリン KAWAHARA, Chima

Kawahara, Chima東京芸術大学および同大学院修了。ヴァイオリンを海野義雄、田中千香士、ヴィオラ・ダ・ガンバを平尾雅子に師事。モダン及びバロック・ヴァイオリン奏者。
「古典四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者。CD9枚をリリース。99年ギリシャ公演(国際交流基金助成)、05年10月ドイツ公演(招聘元/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ)。97年「村松賞」、04年「文化庁芸術祭大賞」、07年「文化庁芸術祭賞」各受賞。
アンサンブル『音楽三昧』のヴァイオリンおよびヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。CD7枚をリリース。02年アメリカ公演(国際交流基金助成)。第7回「サライ大賞」CD・DVD部門賞受賞。 アンサンブル《BWV2001》メンバー。
使用しているバロック・ヴァイオリンは北イタリア(18世紀末)製。バロック仕様のまま200年近くジェノヴァの農家の納屋に埋もれていたが、10年ほど前に発見された。


CRT-3100/1J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
ソナタ第1番−第3番、パルティータ第1番−第3番

川原千真(バロック・ヴァイオリン)
レコード芸術誌:特選
CRT-3100/1(2009年3月10日発売)
録音:2007年4月12-13日、6月12-13日、8月7-8日 相模湖交流センター
¥4,000(税抜)




古典四重奏団 Quartetto Classico

Quartetto Classico 86年東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成。レパートリーは80数曲にのぼり、そのすべてを暗譜で演奏。研ぎ澄まされた集中力と温かく透明なハーモニーを持ち、作品へのアプローチは極めて独創的である。 全員がピリオド楽器の演奏もするが、古典四重奏団では通常のモダン楽器を使用。SQWシリーズ、『音楽が見える! in 新百合ヶ丘』、『ハイドンの部屋』、『ムズカシイはおもしろい!』(レクチャー付き)の4つのレギュラーコンサートを継続中。96年S.ライヒと共演、99年ギリシア公演、05年ドイツ公演。97年度「村松賞」、04年「文化庁芸術祭大賞」、07年「文化庁芸術祭優秀賞」を各受賞。これまでに、ベートーヴェン後期(全4枚)、バッハ『フーガの技法』、シューベルト『死と乙女』、モーツァルト『ハイドンセット』(全3枚)、バルトーク全6曲(2枚組プラス解説CD)リリース。

川原千真[第1ヴァイオリン]KAWAHARA Chima
花崎淳生[第2ヴァイオリン]HANAZAKI Atsumi
三輪真樹[ヴィオラ]MIWA Maki
田崎瑞博[チェロ]TASAKI Mizuhiro

公式サイト http://www.cre-a-tion.com/qc/


CRT-2100/2 バルトーク:弦楽四重奏曲(全曲)
弦楽四重奏曲 第1番~第6番
「古典四重奏団から見たバルトーク」(解説CD)

古典四重奏団
レコード芸術誌:準推薦/朝日新聞「for your Collection」推薦
CRT-2100/2(2011年9月25日発売)
録音:2010年4月20-22日・6月16-18日、2011年4月25-27日・6月9日 笠懸野文化ホールPAL
¥4,000(税抜)

CRT-2100/2J.S.バッハ:フーガの技法(カノンと鏡状フーガを除く全曲)
古典四重奏団
CRT-2622(発売)
録音:2001年4月 秋川キララホール
¥2,000(税抜)

CRT-2100/2ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集(全15曲
古典四重奏団
レコード・アカデミー賞大賞 室内楽曲部門受賞
CRT-2201/5(2011年9月25日発売)
録音:2014年-2018年 笠懸野ホールPAL
5枚組 ¥9,000(税抜)




KUBOYOKO

1962年、チャイコフスキー国際コンクール第3位入賞して以来、現在まで半世紀にわたって、ソリストとして世界的な演奏活動をする他、桐五重奏団、久保陽子トリオまたジャパン・ストリング・クヮルテットを主宰するなど室内楽奏者としても活躍中の、ヴァイオリニスト久保陽子のレーベル。

公式サイト https://www.kubohironaka.com/




久保陽子/ヴァイオリン KUBO, Yoko

Kubo, Yoko3歳より父の手ほどきを受け、その後J.イスナールおよび斎藤秀雄らに師事。1962年桐朋女子高等学校音楽科卒業。同年チャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。1963年よりフランス政府給費留学生としてパリに留学しR.ベネデッティ、J.カルヴェに師事。1966年マルセイユ音楽院ディプロマコースを卒業、同時に名誉市民のメダルを授与される。1964年パガニーニ国際コンクール、1965年ロン=ティボー国際コンクールにて第2位。1967年からJ.シゲティに師事。その後クルチ国際コンクール第1位。ソリストとして世界的な演奏活動をする一方、ピアニスト弘中孝と共に桐五重奏団、久保陽子トリオまたジャパン・ストリング・クヮルテットを主宰するなど室内楽奏者としても活躍中。CD『J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲』、『ブラームス/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全3曲』、『ベートーヴェン/ピアノ・トリオ第7番大公、ブラームス/ピアノ・トリオ第1番』、『パガニーニ/24のカプリース』をリリース、いずれも高い評価を得ている。元東京音楽大学教授。


弘中孝/ピアノ HIRONAKA, Takashi

Hironaka, Takashi6歳からピアノを始め、東貞一、井口愛子、井口基成の諸氏に師事。桐朋学園に学ぶ。日本音楽コンクール第1位、特賞ならびに安宅賞を受賞。その後ヴァン・クライバーン国際コンクール入賞。シフラ国際コンクール第1位、ロン=ティボー国際コンクール第4位入賞。1963年から1965年フルブライト給費留学生としてジュリアード音楽院に留学。S.ゴロニツキー教授に師事。1966年から1969年マルセイユ音楽院にてP.バルビゼ氏に師事。
1969年より本格的な演奏活動に入り、国内外で活躍。オーケストラとの共演を始め、リサイタルや室内楽の分野でも、1974年結成した桐五重奏団を中心に充実した活動を展開している。また国際コンクールの審査員、音楽祭ディレクターを務めるなど多彩な活動を続けている。現在、東京音楽大学教授。
2007年、ソロCD「ブラームス:ピアノ作品集」KBYK-1006をリリース。各方面より高い評価を得る。2011年の「シューマン&ブラームス」KBYK-1009は、ソロCD第2弾となる。


KBYK-1001レジェンド〜久保陽子 ヴァイオリン名曲集 第1集
プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ(クライスラー)/そよ風(フバイ)/アヴェ・マリア(シューベルト)/伝説曲(ヴィエニヤフスキ)/華麗なるポロネーズ第1番(ヴィエニヤフスキ)/ゆううつなセレナード(チャイコフスキー)/序奏とロンド・カプリチオーソ(サン=サーンス)/シャコンヌ(J.S.バッハ)

久保陽子(ヴァイオリン)、小林由佳(ピアノ)
レコード芸術誌:準特選
KBYK-1001(2003年10月23日発売)
録音:2003年4月20日-23日 水戸芸術館コンサートホール
¥2,900(税抜)


KBYK-1002/3J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲
ソナタ第1番−第3番、パルティータ第1番−第3番

久保陽子(ヴァイオリン)
レコード芸術誌:特選
KBYK-1002/3(2CD)(2004年11月15日発売)
録音:2004年1月-6月 水戸芸術館コンサートホール
2枚組¥4,762(税抜)


KBYK-1004ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ(全曲)
ソナタ第1番−第3番

久保陽子(ヴァイオリン)、弘中孝(ピアノ)
レコード芸術誌:推薦
KBYK-1004(2005年9月21日発売)
録音:2005年1月18-19日、4月27-28日 水戸芸術館コンサートホール
¥2,900(税抜)


KBYK-1005ベートーヴェン:ピアノ・トリオ 第7番「大公」
ブラームス:ピアノ・トリオ第1番(改訂版)

久保陽子トリオ:久保陽子(ヴァイオリン)、堀 了介(チェロ)、弘中 孝(ピアノ)
レコード芸術誌:準推薦
KBYK-1005(2006年4月21日発売)
録音:2006年1月11-13日 水戸芸術館コンサートホール
¥2,900(税抜)
解説:日本語、ドイツ語(Dr. ミヒャエル・ラーデンブルガー、Dr. オットー・ビーバ)


KBYK-1006ブラームス:ピアノ作品集
3つの間奏曲0p.117、6つのピアノ小品op.118、4つのピアノ小品op.119、2つのラプソディop.79

弘中孝(ピアノ) 
レコード芸術誌:準推薦
KBYK-1006(2007年5月25日発売)
録音:2007年3月9-11日 水戸芸術館コンサートホール
¥2,900(税抜)


KBYK-1007/8パガニーニ:カプリース 全24曲

久保陽子(ヴァイオリン)
レコード芸術誌:特選
KBYK-1007/8(2CD)(2009年6月3日発売)
録音:2007年5月・7月・11月 北の大地美術館(中札内村)
¥3,500(税抜)


KBYK-1009弘中孝/ソロ II
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ、シューマン:交響的練習曲

弘中孝(ピアノ) 
レコード芸術誌:特選
KBYK-1009(2011年9月1日発売)
録音:2011年5月17−18日、6月21−22日 相模湖交流センターホール
¥2,900(税抜)
解説:日本語、ドイツ語(シューマンのみ、Dr.トーマス・シノフツィク)




Liu MAER (Liu Mifune Art Ensemble Records)

幻のピアノの巨匠、ルース・スレンチェンスカの78歳から84歳の日本における歴史的な演奏の記録を残すべく、岡山市で創設された個人レーベル。
主宰する三船文彰氏は歯科医師ながら、故斎藤秀雄氏にも師事したチェリストである一方、内外の一流演奏家のコンサートを100回以上企画する音楽プロデュ―サーでもある。2003年台湾でたまたま耳にしたスレンチェンスカのピアノの音に心を打たれ、以来初来日演奏から2005年の80歳記念&ラスト・コンサート、2007年まで日本に7回招き、抽象画家だった父親劉生容を記念する美術館を拠点に数十回、所蔵する1926年製フルコンのスタインウェイ・ピアノで演奏会を行い、一流のレコーディング・エンジニアと調律師の協力のもとで11枚のCDを製作、真の芸術家の前人未踏の演奏はいずれも「レコード芸術」誌で高く評価された。

公式サイト http//www.liu-mifune-art.jp/




ルース・スレンチェンスカ/ピアノ SLENCZYNSKA, Ruth

SLENCZYNSKA, Ruth1925年カリフォルニア生まれ。6歳でベルリン、8歳でニューヨーク・デビュー、9歳でラフマニノフの代役をつとめ、神童として一世を風靡した。14歳で父親に反抗し演奏から退くも、26歳の時にアーサー・フィドラーに再び見出されカムバック。40代後半までに世界各地で3500回以上の演奏会を行い、米デッカから12枚のゴールド・ディスクを出した。1960年代のキャリアの絶頂期に自分の納得する音楽を追求するため、商業的な演奏会を中止し、サウス・イリノイ大学で教育にも力を注ぐ。
78歳の時に三船文彰氏との出会いで、日本の岡山にて84歳まで数十回の演奏会を行い、その超人的なピアニズムの頂点を高からしめ続けた試みが「ルース・スレンチェンスカの芸術」6タイトル全11枚のCDに結実。ホフマン、コルトー、シュナーベル、バックハウス、ラフマニノフ等から19世紀の伝統を受け継ぎ、20世紀のピアニズムの進化にも寄与し、21世紀にさらなる高みに足跡を残した稀有な芸術家。


LIU-1001/2ルース・スレンチェンスカの芸術 I
ブラームス:ラプソディー第1番/ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガより第5番/ベートーヴェン:ソナタ第7番/ラフマニノフ:ひなぎく、13の前奏曲より第1番、第2番、第5番、第12番/ショパン:24の前奏曲(全曲) 他

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
レコード芸術誌:準特選
LIU-1001/2(2CD)(2004年7月2日発売)
録音:CD-1 2003年11月5日、8日 劉生容記念館(岡山)ライヴ、CD-2 2003年11月7日 岡山シンフォニーホール・ライヴ
2枚組¥4,000(税抜)
解説:日本語、英語


LIU-1003/4ルース・スレンチェンスカの芸術 II
シューマン:3つのロマンスより第2番、謝肉祭/コープランド:ミッドサマー・ノクターン/バルトーク:6つのルーマニア民族舞曲/モーツァルト:ソナタ第3番/ショパン:エチュード第19番、第24番 他

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
レコード芸術誌:準特選
LIU-1003/4(2CD)(2004年12月22日発売)
録音:2004年7月17日、19日 劉生容記念館(岡山)ライヴ
2枚組¥4,000(税抜)
解説:日本語、英語


LIU-1005/6ルース・スレンチェンスカの芸術 III
ショパン:ノクターン第1番、スケルツォ第1番、ワルツ第8番、即興曲第2番、ソナタ第2番/モーツァルト:ソナタ第12番、第9番 他

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
レコード芸術誌:特選
LIU-1005/6(2CD)(2004年12月22日発売)
録音:2004年7月21日、22日 劉生容記念館(岡山)ライヴ
2枚組 ¥4,000(税抜)
解説:日本語、英語


LIU-1007/8ルース・スレンチェンスカの芸術 IV
ショパン:スケルツォ第1番-第4番、バラード第1番-第4番、ワルツ第14番/リスト:パガニーニ大練習曲より第4番/プロコフィエフ:「シンデレラ」から10の小品より春の精、夏の精、秋の精、冬の精

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
レコード芸術誌:特選
LIU-1007/8(2CD)(2005年7月22日発売)
録音:2005年1月31日 岡山シンフォニーホール・ライヴ
2枚組¥4,000(税抜)
解説:日本語、英語


LIU-1009ルース・スレンチェンスカの芸術 V −クララ・シューマンに捧ぐ
シューマン:ロマンス、君にささぐ(リスト編曲)/ブラームス:ワルツ集op.39、3つの間奏曲op.117、ハンガリー舞曲第1番、第7番/ウェーバー:ロンド(ソナタ第1番より)/クララ・シューマン:ラルゲット

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
レコード芸術誌:準特選
LIU-1009(2008年12月5日発売)
録音:2007年11月12,15日 劉生容記念館(岡山)
¥2,900(税抜)
解説:日本語、英語


LIU-1010/11ルース・スレンチェンスカの芸術 VI ブラームス/ピアノ曲集
8つのピアノ小品 0p.76/2つのラプソディ op.79/7つの幻想曲 op.116, 3つの間奏曲 0p.117/6つのピアノ小品 0p.118/4つのピアノ小品 op.119

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
レコード芸術誌:準特選
LIU-1010/11(2CD)(2010年4月23日発売)
録音:2009年6月12-14日 劉生容記念館(岡山)
2枚組¥4,000(税抜)
解説:日本語、英語


LIU-1010/11ルース・スレンチェンスカの芸術 VII 2013年12月 台北ライヴ・レコーディング
CD-1  モーツアルト:ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 K.570/ラフマニノフ:13の前奏曲 作品32より第5曲 ト長調/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ヴァルトシュタイン」
CD-2 バーバー:夜想曲(ジョン・フィールドを讃えて) 作品33/シューマン:交響的練習曲 作品13/[アンコール]シューマン:歌曲集「ミルテの花」作品25より/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26*/プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第3番 イ短調 作品28*

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ) LIU-1012/13(2CD)(2017年7月22日発売)
録音:台北東呉大学松怡廰ホール CD1, CD2- 2013年12月20日ライヴ録音/CD2*-2014年1月9日
2枚組¥4,000(税抜) 解説:日本語、英語


LIU-1018/19ルース・スレンチェンスカの芸術 X 80歳記念三大ピアノ協奏曲コンサート!
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23

ルース・スレンチェンスカ(ピアノ) 使用ピアノ:劉生容記念館蔵 1926年製スタインウェイ
迫 昭嘉(指揮) 倉敷管弦楽団

LIU-1018/19(2CD)(2019年7月3日発売)
録音:2005年1月30日 岡山シンフォニーホール
2枚組¥4,000(税抜)
解説:日本語、英語




Musica Clara LogoMUSICA CLARA

私が6年余りを過ごしたドイツ、英国を始めヨーロッパでは300年、500年前とほとんど変わらない景色が多く残り、そこにはまだ侵しがたい程の幻想や夢想の世界が存在します。
夕闇にぼうっと浮かぶ樅の木の影や、ピンと張り詰めて透明感を増した冷気の中を荘厳に響き渡る教会の鐘の音。まだ朝靄の漂う早朝には、既に葉を落とした大きな木が今にも動き出し語りかけてきそうにごつごつした枝を四方に拡げ、それはそれは近寄りがたいほどのオーラが放たれていました。私が敬愛してやまないベートーヴェン、ブラームス、シューマン、ショパン、シューベルト・・彼らの音楽の原点ともいうべき風景が現代にもあちこちに残されているのです 時の移ろいの早いこのデジタルの時代にあっては、まるで全ての事がボタン一つで実現可能だとでもいうような錯覚に捉われてしまいそうですが、年齢を重ねれば重ねるほど、弾けば弾くほど見えてくる彼らの音楽の世界の深さに畏れを感じる日々です。その神秘に少しでも近づきたく、生涯をかけて取り組んでいきたいと思います。

公式サイト https://www.akikotamura-musicaclara.com/



田村明子/ピアノ TAMURA, Akiko

CLA-1001/25歳よりピアノを始める。13歳で全日本学生音楽コンクール全国一位。桐朋学園大学にて、 故林秀光氏、故田中希代子氏に師事。在学中より関西フィル、ニューフィル千葉と協演を重ね、東京文化会館主催《春の都民コンサート》では東京シティフィルと協演。89年日本音楽コンクール第2位、及び河合賞受賞。 92年より渡独、B.グレムザー氏に師事。94年マリア・カナルス国際音楽コンクール、96年ヨーロッパ・ショパン国際コンクールでの受賞後、各地でリサイタル、放送録音など活発におこなう。97年ドイツ国家演奏家資格を首席で得て、帰国。同年秋のドイツ・ショパン協会主催《ショパン命日記念リサイタル》以後、たびたび招かれ2000年には同協会創立30周年記念演奏会に出演。国内では、97年の帰国デビューリサイタル(毎日新聞社主催)を皮切りに、98年横浜市招待国際ピアノ演奏会にて新日本フィルと協演、イ・ムジチ合奏団元リーダーのF.アゴスティーニ氏らとの室内楽や日本各地でのレクチャーコンサートのほか、自らコンサート・プロデュースも手掛けるなど多様な活動を展開する。03年東京とドイツでリサイタルを開催、そのショパン作品の演奏に対して、04年第30回日本ショパン協会賞を授与される。2009年より浜松と東京で定期的にリサイタルを開催、その深い考察に基づいた大胆かつ繊細な音楽表現でファンを魅了している。2011年夏、ベートーヴェンとシューマンの作品を収めたCDをリリース、レコード芸術誌などで高評を得る。2012年春にはウィーンにリサイタルデビュー、好評を博す。2015年より愛知県立芸術大学非常勤講師。

CLA-1001/2田村明子 ベートーヴェン&シューマン・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1、ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.10/
シューマン:色とりどりの小品 Op.99 より、幻想曲 ハ長調 Op.17

田村明子(ピアノ)
レコード芸術誌:準特選
CLA-1001/2(2CD)(2011年9月1日発売)
録音:2011年4月19-21日 天竜壬生ホール
¥2,667(税抜)
解説:日本語、英語

CLA-1003リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178/シューベルト:楽興の時 作品94 D.780
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178/シューベルト:楽興の時 作品94 D.780

田村明子(ピアノ)
CLA-1003(2015年3月3日発売)
録音:2014年12月1-3日 天竜壬生ホール
¥2,500(税抜)

CLA-1004モーツァルト・ブラームス・ショパン
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番 変ロ長調 k.570/ブラームス:ピアノ小品集 Op.76/ショパン:バルカローレ 嬰ヘ長調 Op.60/ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61「幻想ポロネーズ」

田村明子(ピアノ)
CLA-1004(2019年8月2日発売)
録音:2017年11月27-29日 天竜壬生ホール
¥2,500(税抜)



QHJ logoクヮルテット・ハウス・ジャパン




パブロ・カザルス/チェロ CASALS, Pablo

フランコ独裁政権に抗議し、スペインでは演奏しなかったパブロ・カザルス。スペインと親密な国交関係にあったドイツ(当時は西ドイツ)でも公式の演奏会をしなかったが、カザルスの“意志”によって、“ベートーヴェンへの巡礼”と “音楽の聖地”との考えから、ボンにあるベートーヴェンの生家を1955年と1958年の2度訪ねている。
1955年のバッハの『無伴奏チェロ組曲第1番』は、20数年前にベートーヴェン・ハウスで偶然発見されたもので、しかもベートーヴェンが生前使っていたチェロで演奏し、聴衆のいないカザルス一人だけの深い精神世界が表出されているもの。信じられない程の偶然性の中で、たまたま録音され、発見され、カザルス没後30年の年にCD化された、歴史的偶然の賜物と言える録音。


QHJ-1001/2 ボン・ベートーヴェン・ハウスのパブロ・カザルス
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV.1007【世界初発売】
パブロ・カザルス(ベートーヴェンが生前使っていたボン・ベートーヴェン・ハウスのチェロによる演奏)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番変ロ長調 Op.97「大公」
パブロ・カザルス(チェロ)、シャンドール・ヴェーグ(ヴァイオリン)、ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5 – 2, 第5番ニ長調 Op.102 – 2, ヘ長調 Op.17 (ホルン・ソナタ
パブロ・カザルス(チェロ)、ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)、シャンドール・ヴェーグ(ヴァイオリン)、ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

QHJ-1001/2(2010年4月23日発売)
録音:1955年(バッハ)58年(ベートーヴェン)
【日本のみの発売】Released only in Japan
¥5,000(税抜)




鈴木クワルテット Suzuki Quartet

鈴木鎮一は1898年、日本初のヴァイオリン製作者鈴木政吉の二男として誕生。日本で初めて弦楽四重奏を演奏した幸田延や、その妹安藤幸(幸田幸)など、恵まれた音楽環境があり、ベルリンに留学。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を史上最初に録音したカール・クリングラーに師事。1928年、鎮一、喜久雄、章、二三雄の兄弟により、鈴木クワルテットを結成。
録音の多くは、日本コロムビア社から発売され、今回発売のCDのように、その全てが日本コロムビア社の金属原盤から起こされたテープマスターによる発売は初。才能教育で知られた鈴木鎮一氏没後10年を前にして発売された記念盤。
鈴木二三雄作曲の「源氏物語」は、弦楽四重奏と朗読、ソプラノ、テノールのための曲で、与謝野晶子が朗読している。


QHJ-1003鈴木クワルテットの遺産
ハイドン&シューベルト&ドリゴ:セレナード、モーツァルト:メヌエット、チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ、旅愁、故郷の廃家、オールド・ブラック・ジョー、深い川、宵待草、仰げば尊し、鈴木二三雄:組曲「源氏物語」

鈴木クワルテット、木下保(T)、ベルトラメリ能子(S)、与謝野晶子(朗読)
QHJ-1003(2008年12月5日発売)
録音:1935年~38年 コロムビア録音、金属原盤より復刻
【日本のみの発売】Released only in Japan
¥2,500(税抜)




巌本真理弦楽四重奏団 Mari Iwamoto String Quartet

先駆的な活動をし、大きな足跡を残した巖本真理弦楽四重奏団。結成は1966年、メンバーは巖本真理、友田啓明、菅沼準二、黒沼俊夫であった。 結成の年、日本の団体では初となるバルトーク全6曲の演奏会をした。
1967年から、年8回の定期演奏会を開始。1968年、「日本の弦楽四重奏曲」(邦人7作品)を録音。1970年(ベートーヴェン生誕200年)には、弦楽四重奏曲全曲演奏をし、その後主要レパートリー18曲を録音し、73年からは地方公演も活発化。77年1月、巖本真理が乳癌手術のため入院。2月に退院し3月にベートーヴェンの「病癒えた者の神への聖なる感謝」と題された楽章を含む第15番を演奏。
第95回定期演奏会の日(1979年5月11日)、53年の生涯を閉じた。それまで日本でこれだけ多くのコンサートと録音をした弦楽四重奏団はなかった。
巖本真理没後30年に当る2009年発売のCD3タイトル(全6枚)は、すべて未発売ライヴ録音。ほとばしるライヴ感が魅力。


QHJ-1004/5巌本弦楽四重奏団の遺産 ライヴ第1巻~所沢1974
ハイドン:弦楽四重奏曲Op.74-4(日の出)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩り」/第12番より第2楽章
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番「ラズモフスキー第1番」

巌本弦楽四重奏団
QHJ-1004/5(2009年5月1日発売)
録音:1974年12月23日 パイオニア所沢工場大スタジオ
¥3,500(税抜)


QHJ-1006/7巌本弦楽四重奏団の遺産 ライヴ第2巻~東京1969&76
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番
F.シュミット:ピアノ五重奏曲Op.51より第2楽章
モーツァルト:弦楽四重奏曲第22番「プロシア王第2番」*

巌本弦楽四重奏団、坪田昭三(ピアノ)
QHJ-1006/7(2009年5月1日発売)
録音:1969年12月13日 東京文化会館小ホール、1976年5月26日 イイノホール(モノラル)*
¥3,500(税抜)


QHJ-1008/9巌本弦楽四重奏団の遺産 ライヴ第3巻~相模原1976
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩り」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番(ラズモフスキー第3番)
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番より第2楽章(アンダンテ・カンタービレ)

巌本弦楽四重奏団
QHJ-1008/9(2009年5月1日発売)
録音:1976年1月25日 神奈川県立相模原青少年会館
¥3,500(税抜)




バリリ四重奏団 Barylli Quartet

バリリ四重奏団は、ウィーン・フィルのコンサート・マスターのワルター・バリリをリーダーに1945年に結成。オットー・シュトラッサー(2nd vn)、ルドルフ・シュトレンク(va)、エマヌエル・ブラベッツ(vc)も各パートの首席奏者。戦後めざましい活動を続け、人気を博した。
最初にして最後の来日は1957年。1951年以来アメリカのウェストミンスター社の専属となり、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲の他、モーツァルトの弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲、またブラームス、ドヴォルザーク、シューマン、レスピーギなどの録音がある。メンバーは、その芸術的功績により、オーストリア政府からプロフェッサーの称号が贈られた。
『バリリ四重奏団の遺産~東京ライヴ1957』は、来日時唯一のライヴ録音。


QHL-1010 バリリ四重奏団の遺産~東京ライヴ 1957
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調 作品18-4*
音楽評論家 山根銀二氏の解説/ハイドン(R.ホーフシュテッター作):弦楽四重奏曲第17番ヘ長調 作品3-5「セレナード」**
音楽評論家 山根銀二氏の解説/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 作品135**
ワルター・バリリ氏の日本の音楽ファンへのメッセージ

バリリ四重奏団(第1ヴァイオリン:ワルター・バリリ、第2ヴァイオリン:オットー・シュトラッサー
ヴィオラ:ルドルフ・シュトレンク、チェロ:エマヌエル・ブラベッツ)
QHJ-1010(2011年5月21日発売)
録音:1957年12月16日*、12月11日** ラジオ東京ホール~ライヴ収録(番組プロデューサー:門馬直美)
音源提供:株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズヒストリカル
¥2,500(税抜)




幸松 肇

早稲田大学出身。ヴァイオリンの他、作曲と指揮法を学び、在学中は早稲田大学交響楽団でヴァイオリン奏者として活躍。東芝EMIでは、プロデューサーとして弦楽四重奏のLP・CDを制作。弦楽四重奏の音楽評論を「音楽の友」「レコード芸術」等に掲載。「ウィーンの名弦楽四重奏団たち」、「日本の弦楽四重奏団」を「ストリング」誌に連載。著書に共作「黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏曲」の他、「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」(全6巻予定)等がある。作曲・編曲は、そのCDも発売されている。幸松肇著「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」全6巻は、同種のものとしては世界に例がない大系的著作。

CRT-2100/2
世界の弦楽四重奏団とそのレコード

*音楽好きにはたまらない、まさにお宝集
 諸石幸生氏
幸松 肇さんは、私が学生時代に熱中していた早稲田大学交響楽団の大先輩である。それもヴァイオリンの名手であり、作曲家でもあるというので、私には仰ぎみるような存在であった。
本格的に交流が始まったのは私が音楽について書くことを仕事にするようになってからであったが、カルテットに関しては学生時代から経験を重ねて、造詣も深かった幸松さんは、実に情熱的に弦楽四重奏の歴史、演奏団体のこと、そしてスタイルや音色、さらに時代的な特色や個性といったことについて語られ、私を飽きさせることがなかった。いや、正直に申し上げると、私がカルテットの素晴らしさを知り得たのは、一人幸松さんの導きによると言っても過言ではないのである。
そんな幸松さんの長年にわたる熱意と蘊蓄の結晶が「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」である。世界的にみても類書など見いだせない画期的な労作であるが、なんとこれは全6巻で完結するという前人未到の大著でもある。今回、いよいよ第三巻「東欧編」、第四巻「ラテン編」が上梓されるが、まさに待望の書というにふさわしい。
読者は、まず、網羅されているアンサンブルの多彩なことに驚き、次に一つ一つの団体についての詳細を極めた解説に新たな眼を開かれる。そして演奏の特色ついて記された幸松さんの愛情あふれる表現に導かれて、すぐにでも聴きたくなる欲求に襲われることであろう。
音楽好きにはたまらない、まさにお宝集であり座右宝として必ず手元に置くことになる値千金の著作である。(第三、四巻発刊当時)

*弦楽四重奏は西欧音楽のエッセンス 濱田滋郎氏
このジャンルが秘める魅力は文字通り果てしがなく、その豊かな森を尋ね歩けばどれほど大きな喜びが待ち受けているか、まさしく計り知れない。幸松肇さんは、奥深い弦楽四重奏の世界を、おそらく誰よりもよく識り抜いた本物のエキスパートである。
6巻から成る『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』は、作品の側からではなく、演奏団体と彼らのレコーディングという側面から光を当て、この上なく綿密に調べ上げた企画で、何よりも私もそのはしくれである「レコード・コレクター」の身になっての著作であることに、また絶大な価値を持つ。


第1巻「アメリカ編」 2011年4月21日発行
第2巻「ドイツ・オーストリア編」(改訂版) 2011年4月21日発行
第3巻「東欧諸国編」(チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ロシア他)2012年5月21日発行
第4巻「欧米のラテン諸国編」(フランス、イタリア、スペイン、中南米他)2012年5月21日発行
第5巻「英加北欧諸国編」(イギリス、カナダ、スウェーデン、オランダ他) 2013年5月25日発行
第6巻「日本編」+補遺3団体 2013年5月25日発行
発行:クヮルテット・ハウス・ジャパン
各巻¥2,000(税抜)


CRT-2100/2
ウィーンの弦楽四重奏団200年史
弦楽四重奏の魅力にとりつかれた演奏家たち


ウィーンの弦楽四重奏団200年の歴史と“ウィーン流派”の特質に迫る 本書は200年に及ぶ主としてウィーン・フィルのコンサート・マスターたちによって受け継がれてきた200年に及ぶ弦楽四重奏団の活動の歴史を、録音や演奏批評を交えて概説。ウィーンの弦楽四重奏団でしか味わえない“ウィーン流派”の特質に光を当てる。

2014年12月1日発売
発行:クヮルテット・ハウス・ジャパン
¥2,000(税抜)


TROUT RECORDS(トラウトレコード)

「トラウト」(鱒)はフライフィッシングを趣味とする花岡和生がこよなく愛する魚です。鱒は冷たく澄んだ流れを好む美しい魚です。気が付いてみると鱒に導かれ、空気も水も澄んだ美しい自然の中に立っていました。
このような美しい自然に出会う機会を与えてくれた鱒に感謝してレーベル名を「トラウレコード」と名付けました。
自由に身を翻して美しい流れを泳ぐ鱒が象徴するように、自然の息吹を大切にCD制作に取り組んでいきたいと思っています。花岡和生の音楽を愛し理解する、技術から美術までの製作陣との親密な協調関係も、レーベルの身上です。

公式サイト http://troutrecords.way-nifty.com/blog/




花岡和生/リコーダー HANAOKA, Kazuo

Hanaoka, Kazuo昭和26年和歌山県に生まれる。
高校、大学においてフルートを若林正史、白石孝子の両氏に師事。京都市立芸術大学音楽部フルート科在学中の昭和46年にオランダのデン・ハーグ王立学院リコーダー科に留学。リコーダーをフランス・ブリュッヘン、リカルド・カンジ、室内楽をフランス・フェスター、ジャネット・ファン・ヴィンガーデン、ブルース・ヘインズの各氏に師事。
昭和51年にソリスト・ディプロマを得て卒業、同時にハーグ王立音楽院のリコーダー科が始まって以来二人目の最高栄誉賞であるニコライ賞を受賞し、またプリ・デ・エクセランス(オランダ国家公認演奏家試験)にもノミネートされる。
昭和52年桐朋学園大学音楽学部古楽器科開設の際客員教員として招かれ帰国。同大学等で後進の指導に当たると共に、翌昭和53年にオランダから共に帰国したメンバーで「オトテールアンサンブル」を結成し、ドイツ・アルヒーフ・レーベルからレコード(文化庁芸術祭優秀賞)をリリース。
昭和57年、半年間教育テレビ番組「リコーダーとともに」の講師をつとめる。
平成8年には個人レーベル「トラウトレコード」を設立しCDをリリース。「笛の楽園」、「オトテール:プレリュードと組曲」は共にレコード芸術誌特選盤になる。
平成17年に和歌山県文化奨励賞を受賞。
平成21年に和歌山県橋本市文化賞を受賞。
現在、洗足学園大学音楽部非常勤講師、相愛大学音楽部古楽器科非常勤講師。


H4301プラヴェの小品集
すてきな恋人、注げ注げワインを、イスメーヌより神、愛しい私のお母さん、僕の美しいイリスよ 他

花岡和生、篠原理華(リコーダー)
レコード芸術誌:準特選
H4301
録音:1994年12月14-16日 聖グレゴリオの家
¥2,900(税抜)


H4702ファン・エイク:笛の楽園
天の父、美しい羊飼いの娘フィリス、イギリスのナイチンゲール、美しい娘ダフネ、アマリリうるわし 他

花岡和生(リコーダー)
レコード芸術誌:特選
H4702
録音:1998年6月18日、19日 秩父ミューズパーク音楽堂
¥2,900(税抜)


H4803クヴァンツの無伴奏小品集
ラルゴと変奏、メヌエット、ジーグ、ファンタジー。アルマンド。サラバンドと変奏、ラメント、デュオ 他

花岡和生(リコーダー)、福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
H4803(2000年7月23日発売)
録音:2000年1月28日、29日 牧丘町民文化ホール
¥2,900(税抜)


H4904オトテール:プレリュードと組曲
組曲ト長調OP.2-2、ト長調OP.2-3、ホ短調OP.2-4/プレリュードニ長調 他

花岡和生(リコーダー)、福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、野入志津子(リュート)小島芳子(チェンバロ)
レコード芸術誌:特選
H4904(2001年9月23日発売)
録音:12000年3月31日~4月2日 牧丘町民文化ホール
¥2,900(税抜)


H5005/6デュパール:6つの組曲
すてきな恋人、注げ注げワインを、イスメーヌより神、愛しい私のお母さん、僕の美しいイリスよ 他

花岡和生(リコーダー)、福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、野入志津子(リュート)小島芳子(チェンバロ)
レコード芸術誌:準特選/朝日新聞「クラシック試聴室」推薦
H5005/6(2002年7月5日発売)
録音:2001年4月21日~4月23日 秩父ミューズパーク音楽堂
2枚組¥2,900(税抜)


H5207ディヴィジョン・リコーダー
セント・ポール大聖堂の尖塔/グリーン・スリーヴス/イタリアン・グラウンド/フィンガーのグラウンド 他

花岡和生(リコーダー)、金子浩(リュート)、福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
レコード芸術誌:準特選/朝日新聞「クラシック試聴室」推薦
H5207(2003年11月6日発売)
録音:2002年12月 牧丘町民文化ホール、2003年3月 相模湖交流センター
¥2,900(税抜)


H5508/9ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
ソナタHWV360, 362, 365 ,367a, 369, 377、トリオ・ソナタHWV386b, 389

花岡和生(リコーダー)、竹嶋祐子(バロック・ヴァイオリン)西沢央子(バロック・チェロ)岡田龍之介(チェンバロ)
朝日新聞「クラシック試聴室」推薦
H5508/9(2006年11月10日発売)
録音:1994年12月14-16日 2006年3月7~10日 相模湖交流センター
2枚組¥3,500(税抜)




TwyTwy(トゥイトゥイ)

ハーピスト、西村光世のプライベート・レーベルです

公式サイト http://www17.plala.or.jp/mty3/




西村光世/ハープ NISHIMURA, Mitsuyo


Nishimura, Mitsuyoフィンランド国立音楽院シベリウス・アカデミーハープ科卒。同アカデミーディプロマコース修了。
グランドハープをエリカ・バヴケ、フランスではルニエ・シグレイ各氏に師事。
アイリッシュハープを雨田光示・幸子両氏に師事。
ピアノ・和声学を千秋次郎氏に師事。
現在、日本各地でのホール・教会・サロン・病院・学校等の依頼公演の他、自主コンサートやプロデュースも行っている。
西村光世音楽事務所、西村光世ハープスタジオを主宰。
国立教室の他に 自由学園 明日館 (東京・池袋) でも教室を開設し、後進の指導にあたっている。
又、東京・国立市にて『初心者のための講習会』を毎年企画し、小型ハープの紹介にもつとめる。
『NPO法人ホスピタルコンサート2001』代表。
又、ハープの音楽を中心とした『秋のハープのつどい』 を隔年に主催している。
世界でも数少ないタイプのダブルアクション小型ハープをM.Dilling女史から譲り受け、演奏活動を行っている。


Twy-3001絵本のような 夢のあるCD
西村光世 ハープの世界「Coventry Carol」(コヴェントリ―キャロル)

エッサイの根より、コヴェントリーキャロル、この日人となりし、世のならぬ先に、マリアはイバラの茂みの中を行く、サンタ マリア、薔薇の中の薔薇、パヴァーヌと変奏曲、ロマンセ、アチャス
ルイズ. シャルパンティエ (?~1964) :ハープのための10曲

西村光世(ハープ)
レコード芸術誌:準特選
Twy-3001(2008年10月9日発売)
録音:2008年8月29-31日 相模湖交流センター
¥2,500(税抜)


Twy-3002野の花に Wild flower
千秋次郎~野の花に Wild flower

Prelude, Canzone(オルドルNo.1より)野の花に(オルドルNo.4より)/あそびうた、こもりうた、てまりうた、花のうた(オルドルNo.5)/思い出の日々、流れゆくもの、再会を心に(オルドルNo.6)/ハープとフルートのための残花余情、ハープとフルートのための組曲「七つの遠い思い出」

西村 光世(ハープ)、ペトリ・アランコ(フルート)
レコード芸術誌:準特選
Twy-3002(2014年10月2
日発売)
録音:フィンボックス ユハ・ラークスォ〈1994年〉¥2,500(税抜)



渡辺範彦メモリアル渡辺範彦メモリアル

『渡辺範彦メモリアル』は、2004年2月に亡くなったギタリスト渡辺範彦氏(パリ国際ギター・コンクール優勝者)の残された演奏記録を世に出す目的で、2009年にご家族が設立したレーベル。設立のきっかけは、範彦氏が亡くなった直後、家族でコンクール優勝の地パリを訪問。パリでは、「第11回パリ国際ギター・コンクール」(1969年)が行われたラジオ・フランス(旧フランス国営放送)を訪ね、優勝を飾ったコンクールのライヴ録音に出会ったことでした。
驚き、感動と共に、パリの舞台でひと際輝いた範彦氏22歳の演奏を多くの人に聴いて頂けたらとの思いから、メモリアルCD制作を決意。

公式サイト  https://norihiko-watanabe.com/



渡辺範彦/ギター WATANABE, Norihiko


Watanabe, Norihiko1947年、宮崎県日南市に生まれる。8歳より両親のすすめでギターを手にし、11歳よりクラシック・ギターを松田晃演氏、月村嘉孝氏、大西博愛氏に師事。子どもの範彦の中に才能を見出した母親は、熱心に範彦を音楽の世界へと導いた。1965年と翌66年、ギター連盟主催「ギター・コンクール」で2位に入賞。1966年、上京し河野賢氏の工房でギター製作に関りながら伴博氏、久坂晴夫氏、眞鍋理一郎氏、小船幸次郎氏、大橋敏成氏に師事。1967年、東京でデビュー・リサイタルを行う。1969年、「パリ国際ギター・コンクール」で日本人初の優勝、ならびに史上初の審査員満場一致の投票を得て「審査員賞」も受賞。その後、日本全国各地、フランス、アメリカ、カナダ、イギリス、韓国、中国で演奏会を行う。1975年、NHK「ギターを弾こう」の講師を1年間担当。その後もテレビ、ラジオに出演。上野学園大学ギター科の講師として、また自宅において後進の指導を行う。1976年と79年に3枚のLPを制作。1990年、43歳頃から体調を崩し療養生活に入る。1998年、山野楽器より特別企画CDアルバム「渡辺範彦の芸術」が発売。2004年、永眠。享年56歳。

●不世出のギタリスト=芸術家 渡辺範彦を偲んで(WNNH-1001の解説書より) 濱田滋郎
1969年秋のこと、22歳の渡辺範彦は大変なことを成し遂げる。第11回「パリ国際ギター・コンクール」において、12名の審査員の一致により優勝を勝ち得たのである。日本人として初めての名誉であり、私たちを深い感慨に浸らせる快挙であった。~中略  
1975年、27歳の彼はNHKテレビの音楽教育番組「ギターを弾こう」の講師を務めた。同時に彼は上野学園大学、現代ギター社が設けたアルテムジカ音楽院などで後進を導くようになり、門下から幾人もの優秀なギタリストたちを出した。~中略  
渡辺範彦のギタリスト=音楽家としての素晴らしさはどこにあったのだろうか。まず前提として、日本のギター界においてはまさしく空前のものだったテクニックの完璧さがある。身近に接した人びとの話によれば、彼は普通より張りがきつく、指板(フィンガーボード)から弦の離れた楽器を好んで使っていた。言うまでもなく、そうしたギターは常人にはなかなか弾きこなせない。しかし彼は、彼にとっての理想の音、力強く張りのある美音を得るためにはどうしてもそうした楽器が良いと信じ、それを弾きこなせるまでに自分の手と指とを鍛練したのである。彼の音色には力があり、熱気がこもり、しかも美しく洗練されていた。~パリの名だたる審査員たちが心を打たれたのも、テクニックの完璧さ以上に、「音楽」の豊かさを彼から聴き取った故に違いない。


WNNH-1001渡辺範彦=ギター パリ・ライヴ録音集~コンクール&リサイタル1969, 70 & 76
ダウランド:幻想曲P.1*、パイパー船長のガリアードP.19、メランコリー・ガリアードP.25、ハンソン夫人のパフ P.54
ポンセ:ソナタ第3番より* 第2楽章ニ短調 アンダンテ「シャンソン」、第3楽章ニ長調アレグロ・ノン・トロッポ
タンスマン(1897~1986):マズルカ*、組曲「カヴァティーナ」
J.S.バッハ:組曲第4番ホ長調BWV.1006aより 第1曲 前奏曲**

渡辺範彦(ギター)
レコード芸術誌:特選
WNNH-1001(2010年4月23日発売)
録音:1969年10月18日第11回パリ国際ギター・コンクール本選*メシアン・ホール(モノーラル) フランス国営放送
1976年10月21日、第18回パリ国際ギター・コンクール客演 メシアン・ホール(ステレオ)ラジオ・フランス
1970年12月5日、ギター国際フェスティヴァル・ライヴ** アミアン文化会館(モノーラル)フランス国営放送
¥2,500(税抜)


WNNH-1002/3渡辺範彦 ギター・リサイタル・ライヴ 1976&1987 [CD&DVD]
[CD]
ヴァイス:幻想曲/J.S.バッハ:「リュート組曲第4番ホ長調」BWV.1006aよりロンド形式のガヴォット、「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV.1002」より「テンポ・ディ・ブーレ」/ヘンデル:「チェンバロ組曲第2巻~第4番ニ短調HWV.437」より「サラバンド」、「エールズフォードのチェンバロ曲小品集成」より「メヌエット I & メヌエット II」/タンスマン:組曲「カヴァティーナ」よりプレリュード、サラバンド、スケルツィーノ、舟歌、スペイン民謡:「愛のロマンス」/アントニオ・ラウロ:「ベネズエラ風ワルツ第3番」/ヴィラ=ロボス:「12の練習曲」より第1番ホ短調~アルペジオのための、「5つの前奏曲」(第1番ホ短調「抒情のメロディー」第2番ホ長調「カバドシオの歌」第3番イ短調「バッハヘの賛歌」第4番ホ短調「インディオへの賛歌」第5番ニ長調「社交界への賛歌」)/モレノ・トローバ:「マドローニョス」
[DVD]
ヴァイス:幻想曲/J.S.バッハ:リュート「組曲第4番ホ長調」BWV.1006a/フェルナンド・ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲Op.9/ヴィラ=ロボス:「前奏曲集」(全5曲)、「ブラジル民謡組曲」より第1曲「マズルカ=ショーロ」/グラナドス:「スペイン舞曲集」Op.37より第5番ホ短調「アンダルーサ」/アルベニス:組曲「スペインの歌」Op.232より第1曲 前奏曲「アストゥーリアス」/アンコール~スペイン民謡:「愛のロマンス」

渡辺範彦(ギター)
レコード芸術誌:特選
WNNH-1002/3
(2012年3月2日発売)
録音:1976年8月12日 国分寺市 福祉センター(CD)、1987年12月8日 国立楽器 音楽の森ホール(DVD)
¥4,000(税抜)



RondineRondine



Duo Barbera(デュオ・バルベーラ)

Barberaはイタリアで栽培される黒葡萄。これまで、度々共演してきたマンドリン奏者横内正代と久松祥三が、このCDの制作を機に正式に結成し、Duo Barberaと命名した。

横内正代
青山学院女子短期大学在学中に、プレクトラム研究会に在籍。卒業後、竹内郁子氏に師事。元NHK交響楽団オーボエ奏者、故似鳥健彦氏に長年にわたりマンドリンアンサンブルの指導を受ける、第4回および第10回日本マンドリン独奏コンクール入賞。自身が主催するアンサンブル、イル・マンドリーノ・アマービレにて1999年イタリア、アーラで行われた第2回ジャコーモ・サルトリー国際コンクールB部門、第2位を受賞。2009年11月ルーマニアのビストリッツァ及びトルグムレシュにて、TFBマンドリンアンサンブル海外公演に参加、首席奏者を務め、又、同ブラショフにて、サロンコンサートに出演。2013年、イタリアのクレモナ、ブレーシア、シチリアにて音楽祭参加。2016年、国立岡山大学主催のJホールレインボーコンサートに出演、ハックブレット、サルテリオなどの古楽器とバロックダンスとの共演を果たす。また、今日までスタジオミュージシャンとしても活躍中。
アンサンブル・ラピスラズリ主席奏者
宮地楽器MUSIC JOY新宿 マンドリン科講師
日本マンドリン連盟会員、日本・スペインギター協会常任理。

久松祥三
高校時代よりマンドリンを始める。 成城大学文芸学部芸術学科卒業(音楽史専攻)。宗教法人聖グレゴリオの家附属宗教音楽研究所教会音楽科修了。1992年7月ポールメディア(現サンパウロAVC)よりCD「18世紀マンドリンとオルガン(通奏低音)の為のソナタ集」リリース。1995年5月サンパウロよりCD「古典派のマンドリン作品集」リリース。2005年10月バッハ作曲カンタータ140番より1、4、7のコラールを指揮(共演:日本聖公会東京教区聖歌隊)。2006年11月アマデイマンドラアンサンブル&合唱団の演奏会でフォーレ作曲レクイエム他を指揮。2007年5月典礼聖歌CD「四季の賛歌~典礼暦に基づく神への賛美」リリース(指揮)。2009年10月カトリック聖歌CD「こころをあげよ」リリース(指揮)。
現在 ヨークカルチャーセンター八柱店、草加カルチャーセンター、春日部カルチャーセンター、鎌ヶ谷カルチャーセンター各講師
栃木県立栃木女子高等学校ギター・マンドリン部学外講師
早稲田大学マンドリン楽部コーチ
アマデイマンドリンアンサンブル主宰


Rondine-1RITORNO 甦る18世紀マンドリンの響き

Les petites récréations de la campagne 第4巻より Duetto 1, 2, 6
Duetto 1 Gregorio Sciroli (1722-1781以降) Largo, Menuetto/Duetto 2 Ragiola (18世紀後半)Andante, Allegro assai/Duetto 6 Nicola Conforto (1718-1788以降) Andantino, Allegro
Giovanni Battista Gervasio (?-1785) Sei duetti per due mandolini, Op.5 2つのマンドリンのための6つの二重奏曲作品5より第2番ト長調
第1楽章 Allegretto/第2楽章 Andantino/第3楽章 Menuett
Giuseppe Giuliano (生没年不詳 18世紀後半) Trio a due Mandolini e Basso 2つのマンドリンと通奏低音のためのトリオ ト長調
第1楽章 Allegro/第2楽章 Andante/第3楽章 Allegro
Emmauele Barbella  (1718-1777), Duetto a due Mandolini 2つのマンドリンのための二重奏曲ト長調
第1楽章 Larghetto e staccato/第2楽章 Allegretto/第3楽章 Menuetto alla Francese/第4楽章 Gavotta
Six Duos pour deux Violons ou deux Mandolines avec une Basse ad Libitum 2つのヴァイオリンまたはマンドリンと通奏低音(任意)のための6つの2重奏曲集より第5番ト長調
第1楽章 Comodo/第2楽章 Alla maniera Siciliana Compassionevolé andantinetto di molto/第3楽章 Alla Veneziana Allgro assai e con brio

横内正代(マンドリン)、久松祥三(マンドリン)、坪田一子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、渡辺玲子(チェンバロ)
Rondine-1(2020年11月21日発売)
録音:2019年12月4日〜6日 相模湖交流センターホール
¥2,500(税抜)